翠玉のメロディ

（　＾▽＾）＜気持ちが不愉快になっちゃうの

ええ表現の仕方やなあ……。非難するでもなく、皮肉るでもなく、ただ純粋に湧いて出てきてしまった素直な感情を言葉にした感じ。陰口の良い悪いはひとまず置いといて、不思議とまったく嫌みを感じない。それは言葉のチョイスが比較的上品なこともあるけれども、やっぱり人を攻撃してやろうとか、みんなから嫌われてしまえとか、そういった類の黒い意図がなく、あるのは「不愉快になった」という事実のみだからだろう。

ボクたん彼女できたことないからあんまよく分からないけど、女って生き物は往々にしてこうやって陰口を叩いてはストレスを発散するものなんだろうと思っている。必要悪といったところか。とはいえ、昼飯でたまに隣のテーブルがOLになったりすることがあって、聞きたくもないのに話が聞こえてくるわけだが、そりゃ酷いもんだ。その場にいない人に対する罵詈雑言の嵐で、こっちまで荒んだ心が伝染しそうになるほどである。言えば言うほど自分の口を汚していくことに彼女らは気がつかないのだろうか。世の女性諸氏は石川さんを少しでいいから見習うべきだ。

かく言う僕も愚痴を零したくなることくらい当然ある（チーム内にのんびり仕事をする人がいて、その人の分の遅れを被らなきゃならなくなったり etc...）が、零すにしても対象を悪く言ったりは決してすまい。そういうときは石川さんみたく「気持ちが不愉快になっちゃうの」って言おう。