翠玉のメロディ

ゴロッキーズをしっかり見るデー

入り立ての頃の絵里を突然見たくなった私は、片手間にしか見ていなかったゴロッキーズのDVDをちゃんと見ることにした。何しろ3編もあるのでまだ途中だが、やはりこの頃の絵里は、勝手ながら私が思わず魔法幼女に仕立ててしまったような、不思議空気を醸している。絵里の未完成な部分がそう感じさせたのかもしれない。一方、今の絵里はすっかり自分のキャラを手に入れ、エロさも相まって安定感が出てきた。それはそれでええやん、なのだが、妄想を喚起されるような面白みというものは、逆に減ってきたと感ぜられてならない。

かといって、絵里に「あの頃の絵里に戻って!」と叫ぶのはエゴも甚だしいし、それを望まない、今の絵里が好きな人もいるだろう。

ただ、そこで忘れてならないのは、過去の絵里も絵里だし、今の絵里も絵里だということだ。過去の絵里を愛したならば、今の絵里も同じに愛さなければならない。今の絵里をどう愛すか、目下思索中である。

ところで、3枚あるこのDVDたち、これっていしよし的にとてもよい素敵DVDじゃねぇか。ある場面で、よっすぃ〜がいきなり即興で自作の歌と踊りを披露するのだが、梨華ちゃんは初見、一聴してそのパフォーマンスを会得し、マスターのフリを切っ掛けとした二回目には完璧に同じタイミングで同じことを二人してやったのである。そのあまりのシンクロっぷりに驚き、椅子からのけぞって床にしたたか後頭部を打ち付けてしまった。吃驚仰天とはまさにこのことだ。性格的にはまったく逆の二人だが、考え方、フィーリングといった根幹を成す部分は同じなのだな、と改めて感じるシーンであった。

あと、基本的に登場者全員を抜くカメラワークなので、その場で主役になっていない娘。たちの行動を観察できるのも面白い。特にミキティが面白い。

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